やり直し可能なモデリング作成:CATIA V5使い方講座

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やり直し可能なモデリング作成

先にも述べてきた通り、CATIAで設計されたデータは、
他工程で、設計者の目にも触れ、データの修正が行われる可能性があります。

従って、やり直しが可能で、修正が容易なデータを作成することが非常に重要なのです。


前項「3Dデータ基本ツリー構造」では、モデリングの基本構造を簡単に述べましたが、
ここでは、やり直し可能なモデリングの作成方法を説明します。


修正が容易なモデリングの作成方法の事例

この解説記事では、下図のようなパートを例に挙げて説明します。


【パートの例】


円柱の上に四角柱が乗った形状ですね。
上記の図形は、以下の手順により作成しています。

  1. 円をスケッチする。
  2. 円を100mm押し出す。
  3. 円柱の上面を四角柱の底面に定義する。
  4. 四角をスケッチする。
  5. 四角を100mm押し出す。

この時に、同時に下図に示すツリー構造も確認してみて下さい。


【ツリー構造】


円柱が親部品、その"子"として四角柱がぶら下がっている、といった具合です。
出来上がった形状も、ツリー構造も特に問題なく見えていますよね?


では、ここで設計変更が入り、円柱が不要となったと仮定します。


この場合、円柱を削除したした瞬間に、
子としてぶら下がっている四角柱も消失してしまうのです。

なぜなら、四角柱の底辺は、円柱の上面に定義してスケッチしましたね。
円柱を削除したので、円柱の一部を使用して作成されていた部品が消えてしまったのです。


今は、簡単な形状ですから、子部品の四角柱を作り直せば済みます。

しかし、複雑な形状をモデリングした際、このようなモデリング方法では、
後戻りが非常に困難であることがわかります。


従って、この場合には、それぞれ独立したパートとして作成しておいて、
後でアセンブルし部品形状を作成するのが、適切なモデリングの作成方法と言えます。

独立したパートであれば、不要になった際、削除しても他の部品が消えてしまう事はありません。

3Dデータ基本構造

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