ここでは、背景の色や光源の位置を変えてモデルを見やすくするための設定方法を紹介します。
CATIAでは、光源の位置の微調整も行うことができ、
プレゼンに使用する際等に有用なツールの一つです。
①メニューの"ツール"を選択します。
②プルダウンメニューから"オプション"を選択します。
すると、オプションウィンドウが開きます。
③"一般"の下階層にある"表示"を選択します。
④"可視化"タブに切り替えます。
⑤"背景"項目で色を指定します。
デフォルトでは"背景色のグラデーション"チェックが入っています。
不要な場合はチェックを外します。
リストボックスの中で"その他の色"を選択することで、自分で色を作ることもできます。
選択エレメントや、選択エッジ等の色もここで変更することができます。
設定した背景と、エレメント等の色が重ならないよう注意しながら自由にカスタマイズしましょう。
⑥"OK"で閉じます。
【背景の設定方法】
※参考
④の"表示"タブに切り換えた際、"アンチエイリアス"という項目があります。
これは、"エッジ/直線"にチェックを入れておくことで、エッジ及び直線が
滑らかな表示になり、見やすくきれいになります。有効に使用しましょう。
【アンチエイリアスの設定】
光源の位置を設定することで、モデルの見え方を変えることもできます。
①メニューの"表示"を選択します。
②プルダウンメニューから"ライティング"を選択します。
すると"光源"ダイアログボックスが現れます。
③光のタイプを選択します。
左から、"ライトなし"、"単独の光"、"2つの光"、"ネオンライト"の順に並んでいます、
④表示されているスティック状の上部分をマウスを使用して動かし、
光源の向きを調整します。
⑤さらに、ウィンドウの下にある3つのバーで明度、コントラスト、高輝度表示の調整を行います。
⑥"OK"ボタンを押下して閉じます。
【光源の設定方法】
CATIAに関する操作マニュアル・参考書籍は、下記の6冊があります(独学で学びたい!という方にはオススメです)